高専カンファレンスを運営してみて。
こちらの記事は高専カンファレンス 100 in 東京に、デザイナーとして携わった、スタッフの@denari01が、運営目線で高専カンファレンスを振り返るものです。
他にも「デザイナー目線」「登壇者・参加者目線」も作る予定です。多分一番価値のある記事は「デザイナー目線」になるので、この記事は、もはや自己満足のために書き残すこととします。
ことの発端、実行委員になるきっかけ
僕が東京で100番目の高専カンファレンスが行われる事を知ったのは、9月に自分が主催で開催した kosen10s LT #2の準備中のことで、運営の仕事をかなり手伝ってくれてたなっちゃん(@marin72_com)が「高専カンファ100やるから告知枠ちょうだい!!」と言い出したからである。もちろんそのときは、告知枠を準備し、その告知では「まあでかいカンファをするんだなあ」「僕も登壇してみたいなあ」「てかなっちゃんかっこいいなあ」ぐらいまでしか考えてなかった。
時は1月たち、10/6。 なっちゃんからFacebookでこんな連絡がくる。
でででで,でなり〜〜〜〜 2週間ぐらいで高専カンファのポスター作ってよって言ったら, 忙しすぎて厳しいですかね?
いや、デザイナーなめんなと。こいつは何を言ってるんだと。そう思いました。僕は思ったことをそのまま伝えました。
2週あれば6枚ぐらい作れますが、なにか??(ドヤァァァァァァァ
こうしてぼくは100カンファの運営に、デザイナーとしてアサインしたのでした。
ちなみにその時の会話で、僕は忘れてなくて、多分なっちゃんはわすれてるんだろうけど、僕が受付や広報など多岐に渡ってがんばろうって思った唯一無二の理由が生まれた会話が下記。
でなりし〜 (僕の前任者のデザイナーさん)が忙しいとのことで、 でなりにお願いしたい!!!! 実行委員、別に増えても問題なくねって雰囲気なのて、お願いしたいかも 実行委員になったらでなりも広報してくれるでしょ(❛ᴗ❛人)✧ あと、当日ぐらいはさすがに仕事頼むかもだけど、 来てくれるしいいよね!!!!???
なっちゃんし〜 おけー、承った。 やるからには当日だけじゃなくても、 手伝える範囲で手伝うさ(とか言っちゃうオレ超イケメン)
イケメンかよ!!!!! 鼻血でるわ!
鼻血はすすって、どうぞ
アサインした直後、めっちゃ不安
Slackに入れられました。
前の章で出てきた僕の前任者のデザイナーさんや、@asonasさんや@RooandQooさん、@kawatasoさんなど、過去参加のカンファでかなり活躍してらっしゃったキラキラ高専カンファMENがいたり、名前を見たことがない人が3人ぐらいいて、なんか凄い影響力ある発言をバンバンしてくる環境だったりと、こんなよくわからん「なんちゃって福井県民」が「デザイナーです!!」って言うのが凄く怖かったです。
もちろん、僕程度の実力だと彼らをデザインで100% うならせることは、多分終始できてない。それをかき消して彼らすげー奴らにちょっとでも認めてもらうために必死でデザインをしました。
理由はもちろん、イケメン宣言をしたから。
受付や広報、デザイナー以外としての仕事
広報の仕事はもう全然できてませんでした。
正直なっちゃんの影響力が強くて、僕個人としては、彼女に頼り、彼女を立て、彼女の動きやすいように事を運ぶことに注力した部分があります。(たとえば、denari01 アカウントでとりあえずあまり深く考えずに楽しそうなことをハッシュタグ付きでツイート。なっちゃんならそれを間違いなく拾ってくるだろうから、勝手にRTさせて、ハッシュタグをなんとなく盛り上げるなど。) @kosenconf からのツイートがとても少なかったのが正直いってダメでしたね。個人的にはもっと頭悪くていいから、数を打ちたかった。
受付も担当しました。当日は受付に僕がいる時間が割と長かったかと思います。
事前に「受付なんてノリで行ける」と言ったら、実行委員長に理詰めで追い込まれてつらかったのも覚えています。
では,ここで仮に 1時間に120人の人が来たとしたら, 60分 / 120人 * 2窓口 = 1 なので,1人あたり1分になります. もちろん,これは1人ずつ順番に来たとしてなので, 最後の30分にドバドバと来るかもしれないと思うと,もっと大変だよね
ええ、もう仰るとおりです、マジなめてました。 当日も結局僕の頑張りはあまり大きくなかったかと。大事なところで独断で動き、ことごとく失敗して、各位にご迷惑をお掛けしました... :bow:
その代わりと言ってはアレですが、受付の可愛い人と受付の可愛い子がめっちゃ頑張ってくれました。この二人は僕の適当な性格を正すかのようにキッチリ動いていたりして、ほんとうに迷惑をかけっぱなしだったのに、最後まで愚痴の一言も漏らさなかったので、この人たちは多分凄くいい人なんだと思いました。
実際、あれだけ当日にバタバタした受付をなんとか形にしたのはこの二人の活躍がかなり大きいです。KPTに書いとこ。
もちろん当日だけじゃなく、前日とかの準備も、物品の準備やらレイアウトの提案やらを任せたのでかなり大変だったろうなと思います。心のそこから感謝しています。
他にやったことはせいぜい"山田くん"ぐらいです。
前述のキラキラ高専カンファMENの一人にうなすけくんがいます。 彼が企画に携わったアイスブレイクにて、まさに彼の部屋の補佐役としてちょっと仕事しました。
しかし、彼、ほんとうにセンスがやや古く、参加者の皆様に道具を配布する際に「山田くぅ〜ん、皆さんに例のものをお配りしてぇ〜」とか言い出しました。いや、僕も笑点とても好きで、普通の高専生よりは見てる自覚あるけれど、老舗中の老舗だし、きょうび笑点て...www
おかげさまで、懇親会などで「あ、山田くん」と言われることもありました。凄い楽しかったです。参加者の皆様からもかなり好評でしたよね。
もちろん、デザイナーの仕事もたくさんありましたよ。
デザイン班でつくったもの、ある程度の分類にとどめても13種類ありました。
KOFカンファでチラシを配りたいと、個人的に奮闘したり、もちろん、ポスターやタイムスケジュールもそうですが、僕の目標として、「めっちゃ隅から隅までデザインしたい」というのがあって、可能な範囲で頑張りました。
また、受付の可愛い子こと、カジキちゃんちゃんも凄くがんばってくれて、あの好評だった「パーカー」「ステッカー」を作り上げてくれました。
運営やって思ったこと。主にクロージング。
デザインもめっちゃがんばったし、受付や広報も自分なりにやれるだけやって、正直がんばった自覚があります。
んで、そんな時に、なっちゃんがクロージングでこんなこと言ったんですね。 うろ覚えなのでちゃんとした文章覚えてたりする人がいたらそっとTwitterでDしてください。
デザイナーさんをほんとうに酷使した。 最初にポスターをデザインしたんですけど、 それも今の案のほかに3つぐらい案をあげてくれたし、 ほかにもプレゼンのテンプレートで、私が「2案作って」って 言ったら6案も出してくれたし、本当がんばってくれました!
Twitterでも各位がそのことにふれてくれてました。100人超の来場者の前でこんなことを言われてしまうと、凄く泣きそうになりました。
この時僕が思ったことを、そのまま本投稿の締めとさせていただきます。
あー、運営楽しかった。今ほんま感謝で心がいっぱいやなあ。